Amazon Prime Reading書評:実践!タイムマネジメント研修(坂本健)

レビュー
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今回は

実践!タイムマネジメント研修(坂本健)

の書評です。

 

前回の記事(自分の頭で考えて動く部下の育て方)と同様、今回もアマゾンのPrime Readingで無料で読みました。

コロナで外出自粛中のいま、Prime ReadingとKindleタブレットがフル稼働中です笑


 

副題にもある通り、本書は「少ない時間で高い成果を出す」ためのタイムマネジメントに関する本です。

 

内容については下でもう少し詳しく紹介しますが、

  • 仕事は一通り慣れてきたけど、まだまだ時間がかかってしまう若手
  • リーダーや管理職になって若手の仕事ぶりの指導をするようになった方々

におすすめの本です。

 

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「実践!タイムマネジメント研修」は少ない時間で高い成果を出すためのビジネス書

ストーリー仕立てで実際に研修を受講しているかのよう

この本はストーリー仕立てになっています。

あらすじを書くとこんな感じでしょうか…

 

~~~~~あらすじ始まり~~~~~

主人公は専門商社に勤める斎木クン。入社5年目の若手だ。

仕事では在庫管理や資金管理を担当しており、資料作成に四苦八苦する毎日。

 

ある日、斎木クンは上司に呼び出されて「タイムマネジメント研修」を受けるように指示される。

研修なんて意味はないと思っていた斎木クンでしたが、尊敬するデキる先輩カオルコさんの推薦ということで、渋々参加する。

 

講師・日向さんによる講義、同じグループのメンバー3人とのグループワークを通じて、日々の仕事のやり方に無駄が潜んでいること、自分の仕事がまだまだ改善できることを斎木クンは学ぶのであった。

~~~~~あらすじ終わり~~~~~

 

こういうビジネス本や自己啓発本は教科書風になっていることが多いですが、本書はストーリー仕立てになっています。

そのため、ふだん読書をしない人でも読みやすく、先が気になるようになっていると思います。

 

またストーリー仕立てのメリットはもう一つあります。

作中では講師が講義をする場面や、講義を受けて参加者がグループワークをする場面があるのですが、グループワークの場面が実際に自分が研修を受けているかのように錯覚できるという点です。

 

よく研修は受け身ではいけないと言いますが、グループワークは参加者に能動的に参加させ研修の効果を上げるために行われます。

主人公がグループメンバーと話し合ったり、他のメンバーの意見に影響を受けたりする描写が、まさに実際にグループワークをしているときの受講者の学びを表現していると感じました。

 

仕事ができるようになった3年目前後の若手におすすめ

研修を受講する主人公・斎木クンは入社5年目の若手です。

 

主人公・斎木クンのように、

  • 一通りの仕事は理解したけど、まだまだ上司に指導されることが多い
  • できる先輩と比べて、時間あたりの成果も少ない
  • なんとなく職場のムダを感じるけど、それを言語化できない

こんな人はぜひ本書を手に取ってみてはいかがでしょうか。

 

リーダーや管理職になったばかりの人にとっても役立つ

本書がおすすめなのは若手だけではありません。

 

本の中には主人公・斎木クンと同じグループで研修を受ける田所さんと黒川さんという人が登場します。

黒川さんも主人公の斎木クン同様若手ではありますが、部下を束ねるユニットリーダーを務めているという役どころです。

そして田所さんは保険会社で管理職を務めている50代のおじさんです。

 

  • 自分の仕事の成果を高めつつ、
  • チームの成果も上げる必要がある

そんな役割を担うリーダーや管理職の方々にもおすすめです。

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「実践!タイムマネジメント研修」で学んだ内容

無料で読んだとは思えないくらい学びがあったのですが、ここでは2点紹介しようと思います。

 

言葉にできる範囲でしか考えることができない

1つは、普段から感じていたことが上手く言葉にされていて、やっぱりそうだよなと再確認した点です。

私たちは言葉で考える生物だと言うのです。言い換えると、言葉でしか考えることができない。

(中略)

わかっているという状態に至るには、そこに至る過程で言葉を使って思考していなければならない。だから、わかっているところまでは必ず言葉にできるはずなんです。わかっているけど言葉にできないというのは、わかった気になっているだけで、実はわかっていない。つまり錯覚に過ぎない。

グサグサ刺さるっ

 

「仕事をわかってきた」と自分が思い始めたころは、まさに「わかっているつもり」で、「わかっているけど言葉にできない」ことが多かったです。

 

「この資料はなぜ作成するのか?」

「経理が必要だからです」

「経理でこの資料をどう使っているのか?」

「た、たぶん、ここの数字を使っていて…」

「たぶん?ここの数字は何に使われるのか?」

なんて詰められることもありましたね(遠い目)

 

人間の脳は想像より早く立ち上がり、早く疲れる

2つ目は、私が思っていたより、人間の脳の集中力が高まり処理量が増えるまでの時間が短いということです。

 

たとえばみなさん。

10時から会議に参加し、会議が終了した時刻が昼休みまで残り30分だったら、どんな仕事をしますか?

 

新しい仕事や重たい仕事はせずに、軽そうな作業やメールを数本送る程度の慣らし運転で済ませるのではないでしょうか?

それは「30分では私たちの脳は立ち上がらないので、脳みそを使うような仕事はできない」と思っているからですよね。

 

しかし、実際は5~10分で我々の脳みその集中力や処理力は高まるそうです。

つまり私たちが思っているより早く脳みそはフル回転するわけで、先ほどの30分でも十分に稼働できるわけです。

 

そして我々の脳みそにはもう一つ特徴があります。

それは集中力や処理量の持続時間はさほど長くはないということです。

 

締め切りや終了時刻までの時間が長いほど、脳みそは処理量を調整するそうです。

つまり、先ほどの30分という中途半端に見える時間は、実は脳みそがフル回転で稼働し続けられる時間なのです。

 

これって意外と衝撃の事実ではないでしょうか。

こうした無駄にしている30分って、私たちの1週間・1か月の中にけっこう潜んでいませんか。

 

いっけん中途半端な時間こそ脳を集中してフル稼働させることができる時間ということを意識して仕事をしていきたいと思います。

 

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「実践!タイムマネジメント研修」はAmazon Prime Reading対象です

坂本健「実践!タイムマネジメント研修」は

  • 時間あたりの成果をもう少し高めたいと考える若手社員
  • 部下やチームの生産性を高めていきたいと考えるリーダーや管理職

におすすめの本です。

 

しかも2020年4月時点では、Amazonプライム会員なら無料で読める「Prime Reading」というサービスの対象です。

 

Amazonプライム会員でない人も、30日間の無料トライアルができます。

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関連記事です。

同じくPrime Readingで読んだ「自分の頭で考えて動く部下の育て方」という本です。

 

小説のレビューもしています。山本周五郎の名作「ながい坂」です。

 

映画のレビューもどうぞ。リチャード・リンクレイター監督の「6才のボクが、大人になるまで。」です。

 

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