「鬼滅の刃」がめちゃくそ流行ってるらしいです。
流行りものにはあえて乗らない、アマノジャク系男子の筆者でしたが、休日暇すぎてAmazonプライムビデオでアニメ版「鬼滅の刃」を観ました。
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めちゃんこおもろいやんけ!!
というわけで、数日前の筆者と同じく食わず嫌いでまだ「鬼滅の刃」を読んでいないor観ていない人宛てに、その魅力を伝えるべくレビュー記事を書いてます。
ちなみに漫画はつい先日完結して話題になりましたが、アニメになっているのはまだ序盤のみです。
なのでアニメしか観ていない筆者は完全に「にわか」ですが、より初心者に近い視点を持った者として、まだ「鬼滅の刃」に触れたことない人は親近感を持っていただければと思います。
それではどうぞ。
「鬼滅の刃」の作品としての魅力をにわかが語る
アニメの魅力を語る前に、まずは作品としての魅力を語ろうと思います。
「鬼滅の刃」の魅力①:登場人物のキャラが魅力的
まず主人公がジャンプっぽいです。
主人公の炭治郎(たんじろう)は、人間を食わないと生きていけない存在になってしまった妹の禰豆子(ねずこ)を救うために、厳しい修行をして鬼と戦います。
その「妹を救いたい」という真っすぐ純粋な思いに突き動かされて努力する様や、妹思いの優しさ由縁の仲間を信じる力で、出会った人を巻き込んでいく「主人公力」は、まさに「ザ・少年ジャンプの主人公」といった感じです。
「絶対火影になる!」と言って、最初は里の全員に馬鹿にされていたナルトが、努力して結果を出して徐々に仲間を増やしていくのと似てるなぁと思いました。
しかしそんなジャンプ漫画の王道を歩く炭治郎ですが、鬼と対峙するには優しすぎて甘すぎる一面があるなど、完璧な設定ではありません。
途中から炭治郎と行動を共にする仲間たちも、技のキレはピカイチだけどとても臆病者だったり、体力はもの凄いけど感情を素直に表現するのが苦手だったり、完璧な人物は出てきません。
でもそこが魅力なんですねー
完璧なキャラなんていないからこそ、お互い助け合って仲間を作っていくんです。
なんたって「努力、友情、勝利」ですからね
そして、それぞれのキャラに得意不得意があるからこそ、読者も感情移入できて、「推し」のキャラができるのではないでしょうか。
現実の人間は完璧な人などなかなかいませんし、外からは完璧に見える人でも自分では悩んでいる人も多いものです。
なんとなく自分に似たキャラだったり、こうなりたいって思うキャラに自然と肩入れしたくなっちゃいますよね。
「鬼滅の刃」の魅力②:老若男女にウケる設定
”少年”ジャンプの連載漫画ですから、当然”少年”ウケする設定がたくさんあります。
主人公の炭治郎を始めとする、鬼と戦う組織「鬼殺隊」のメンバーが使う技がまず少年ウケするネーミングです。
なんて、まさに学校帰りの小学生が傘を持ってやってそうじゃないですか。
それから、ありがちですが「柱」とか「十二鬼月」とかいう設定も厨二心をくすぐられます。
ちなみに「柱」は、主人公の炭治郎が所属する鬼と戦う組織「鬼殺隊」の最高幹部9人のことを指し、それぞれ得意とする技の系統が異なり、厨二心くすぐられる名前を持っています。
逆に「十二鬼月」は敵である鬼側のうち最強の12人を指しています。
これだけだと小中学生男子好みの設定だけですが、一番は作品の根底に流れる「兄妹愛」「家族愛」を大事にする設定でしょう。
主人公・炭治郎が鬼になってしまった妹のために奮闘する様は、ブラコン・シスコンとは無縁の真っすぐひたむきで、全く嫌らしくありません。
「鬼滅の刃」の魅力③:グロい部分もあるけど胸糞悪くはない
「鬼滅の刃」には、実はけっこうグロい描写が出てきます。
バトルシーンでは血しぶきが飛びますし、鬼を倒すには特殊な刀で首を斬らないといけないという設定のため、バトルの最後は基本的に鬼の首がバシーンと派手に飛びます。
本当に苦手な人に無理におすすめするつもりはありませんが、あんまりホラー映画とかは得意ではない筆者が見ても胸糞悪いグロシーンではありませんでした。
個人的にはそれは「理由のある悪」であって、「完全な悪」ではないからじゃないかなと思っています。
どういうことかと言いますと、主人公たちに倒される鬼はたいてい死に際に走馬灯が回り後悔します。
彼ら鬼ももともとは同じ人間で、いろんなきっかけで鬼へと変わり果てたのですが、主人公にやられることで解放されたかのように安堵して死んでいきます。
「鬼滅の刃」における鬼という存在は、寂しさだったり孤独だったり、人間の弱い心のメタファーのような気がします。
言い換えれば誰でも鬼になる可能性があり、それは第1話ですでに禰豆子が鬼になってしまったことからも示唆されます。
世の中に完全な善も悪も存在せず、清濁併せ持つ人間の心をどう扱うかで生き様が変わるということを何だか感じさせられました。
アニメ版「鬼滅の刃」の魅力をにわかが語る
さて作品としての魅力を語ったお次は、アニメ版の魅力を語りましょう。
アニメ版「鬼滅の刃」の魅力:音楽との相乗効果
アニメ版の魅力は何といっても、バトルシーンでの音響・音楽との相乗効果です。
刀が当たるときの効果音や、技を繰り出すときのエフェクトと効果音は、まさにアニメならではです。
なにより出色だったのは、アニメ第19話です。
十二鬼月という強敵を相手にした戦いで、主人公・炭治郎と妹・禰豆子は完全劣勢に立たされるのですが、走馬灯での両親との思いでから新たな技のヒントを得ます。
そこでの演出は素晴らしく、とてもアニメ1クールの中の1話の演出とは思えない仕上がりで、まるで映画を観ているかのような感覚でした。
ちなみに、このシーンはイヤホンやヘッドホンをつけて視聴することを超・超・推奨します。
圧倒感がまるで違います。
この海外のYouTuberも大興奮&見終わった後に号泣しています。
アニメ「鬼滅の刃」は無料で観ることが可能
冒頭で「暇だから観てみた」と書いたように、2020年5月時点ではAmazonプライム会員なら無料で観ることができる「プライムビデオ」の対象になっています。
Amazonプライム会員でない人も、30日間の無料トライアルができます。
無料トライアルが終了したあとは、月額500円または年額4,900円のプランを選べます。
もちろん無料トライアルの期間だけで解約しても解約金は発生しませんよ。
またAmazonプライム会員でない人も、U-NEXTなら31日間無料で体験することができます。
もちろん無料期間中に退会しても、違約金を支払う必要はありません。
「鬼滅の刃」のアニメは全26話なので、1日1話見れば無料体験期間中に全部見終わりますね。
1話20分ちょいなので1日1話見るのは全然余裕ですよ。
アニメ化はどこまでされているのか?
Wikipediaでは「鬼滅の刃」の構成は3部に分かれています。
- 竈門炭治郎立志編
- 中盤(仮)
- 最終章:無限城での決戦

中盤(仮)ってちょっと適当すぎじゃないですかね笑
このうちアニメ化されているのは、第1部の「竈門炭治郎立志編」(かまどたんじろうりっしへん)です。
アニメ最終話は無限列車に乗り込むシーンでエンディングを迎えます。
なので続きのストーリーを知りたい方は漫画を購入して読む必要があります。
「竈門炭治郎立志編」は単行本の1巻~6巻をカバーしている(正確には7巻の最初の1話までカバー)ので、7巻から先(21巻で完結)で先のストーリーを知ることができます。
アニメの続き(2期)はいつから開始なのか?
アニメ版の続きは、テレビ放送の第2クールではなく、映画で公開されることになっています。
アニメ最終話で主人公たちが飛び乗った無限列車でのストーリーが、2020年10月16日公開の劇場版で描かれるようです。
無限列車編のあともストーリーは続きますので、劇場版のあとも何らかの形でアニメは製作されると予想されます。
ただ劇場版の続きのストーリーが、2020年10月16日の劇場版公開後すぐに放送される可能性はあまりないでしょう。
少なくとも映画が公開されている間に、続きのストーリーがテレビなどで放送されることはないのではないでしょうか。
無限列車編の続きは2021年以降になるのではないでしょうか。

我慢できない?

次男だったら我慢できないけど、長男だったら我慢できるはず!
漫画「鬼滅の刃」をkindleでお得に買う方法
アニメで「鬼滅の刃」を観て、先のストーリーが気になってしょうがない人は漫画を買うしかありません。
そんな人には、kindle(電子書籍)で買うと書店に行かずにすぐ手に入りますし、場所もとらないのでおすすめです。
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