今度初めてゴルフに行くけど、何から準備していいか分からない…
そんな人いると思います。
筆者もつい数年前にゴルフを始めたときはそうでした。
赴任先の田舎で誘われて始めたのですが、何から何まで最初は分からなかったものです。
「ゴルフに誘われたけど、ちょっとめんどくさいなぁ」
そう思ってる人は、YouTubeでアメトーークのゴルフ大好き芸人の動画を見てみてください。
同じようにゴルフにいい印象を持っていなかったオードリー若林がゴルフにハマった経緯をプレゼンする場面がおすすめです。
さて今回は、初めてゴルフに行く人が事前に準備しておくべきことや、最低限知っておきたいマナーやルールのポイントを解説します。
ゴルフを始めた当時の自分に、これからゴルフを始める自分の息子に(いないけどw)、話しかけるような気持ちで書いていますので、どうかご笑覧ください。
一つだけ超重要なポイントを選べと言われたら、ゴルフデビューは慣れた人と行くことを強く推奨します。
初めてのゴルフ:ラウンドデビューの前に準備すべきこと
コースに行く前に事前準備が必要です。
そうです、何事も準備が大切なのです。
クラブやボールなど必要な物を買いましょう。
そして打ちっ放しなど練習もしましょう。
ゴルフに必要な用具を買おう
クラブやボールだけでなく、いろいろ必要な物があります。
コースに行く前に一通り買っておきましょう。
初めは安いもので全然良いです。
クラブ
特にこだわりがなければ、
- 近所のゴルフショップで中古のクラブを何本か購入する
- インターネットで初心者セットを購入する
のどちらかがよいと思います。
セットで購入すると10本くらいのクラブが入っているのですが、始めたての頃に使うクラブは
- ドライバー
- 7番アイアン
- 9番アイアン
- サンドウェッジ
- パター
の5本くらいでしょう。
これら5本と5番アイアン(または5番ウッド)の計6本を買っておけば当面は十分だと思います。
ある程度慣れてきたら、必要なクラブが分かったり、好きなブランドも出てきますので、それから買い足すので十分です。
また、初心者セットはゴルフショップでも売っていますが、インターネットでも売っています。
例えば以下のセットなんかは、ゴルファーなら誰でも知ってる、プロも使っているトップブランドのキャロウェイやブリジストンのものです。
筆者の経験では、ゴルフショップの新品初心者セットは結構高く、カモられているような気がしたので、アマゾンで買いました。
それにゴルフショップで素振りなんかしてフィッティングみたいなのもされましたが、いかんせんスイングが出来ていないので、未完成のスイングに合わせられても感がすごかったです笑
アマゾンで買ったものを普通に3年以上使いましたし、先輩ベテランゴルファーも「これがその値段で買えるのか!いい時代になったな」と驚いていました笑
スイングにクセがなく、知識や趣向がない初心者だからこそネットで買うことをおすすめします。
グローブ
ゴルフグローブは必須です。
右打ちの人は左手用、左打ちの人は右手用を購入しましょう。
正直、最初は何でも良いと思います。
好きな色やブランドで選べばいいでしょう。
帽子
コースに出たら帽子を被らないといけません。
それがゴルフのマナーとなっています。
キャップを被る人が多いですが、帽子だったら何でもいいです。
夏はサンバイザー、冬はニット帽を被っている人もいます。
好きなデザインのものを買いましょう。
シューズ
ゴルフシューズも必要です。
ゴルフシューズは靴底にスパイクがついており、滑りにくくなっています。
スポーツショップで何度か試し履きして、自分に合うものを買いましょう。
なお、芝が痛むので野球やサッカーなど他の競技用のものは使用しないようにしましょう。
ウェア
ゴルフウェアはゴルフブランドの物を必ずしも買う必要はありません。
私はユニクロの物をよく使っています。
普段使いもできるシンプルなデザインなのでおすすめです。
まずは
- 吸湿速乾素材のポロシャツなど襟付きのシャツ
- ストレッチが効いて動きやすい長ズボン
を用意しましょう。
時期に応じてアンダーウェアやウインドブレーカーなど重ね着すればよいと思います。
ボール
ボールは多めに持って行くことを推奨します。
これは絶対です。
舐めてはいけません笑
デビュー戦では10個はなくすことを覚悟してください。
なので良いボールを買う必要はありません。
ゴルフショップなどでまとめ売りされているロストボールで十分です。
ラフや茂みに打ち込んだときに見つけやすいように、白のボールよりも黄色やオレンジ、ピンクのカラーボールの方がおすすめです。
ティー
1打目はティーアップして打ちますが、そのティーは持参する必要があります。
ドライバー用の長いものとその他用の短いものの2種類を、何本かずつ買いましょう。
打ちっ放しに練習へ行こう
いきなりコースに出る前に、何度か打ちっ放しへ練習しに行くことを推奨します。
さすがにぶっつけ本番ですと、球にクラブが当たらずに全然楽しくないですし、周りの人にも迷惑をかけてしまいます。
どれくらいのレベルまで練習するかと言われると難しいですが、とりあえず10回に7~8回くらいはクラブを振ったらボールに当たって前に飛ぶ(転がる)くらいにはなっておいた方がいいのではないでしょうか。
イメージ通りの弾道でなくても、とりあえず前にさえボールが進むようになれば何とかプレーできます。
また近所にミニコース(距離が短かったりホール数が少ない規模の小さなコース)がある場合は、ミニコースへ行くのもおすすめです。
YouTubeでイメージを作ろう
最近はゴルフ系YouTuberなんかもいますが、あんまり上手な人のを見ても参考にならないので、初心者が始めてみました系の動画がおすすめです。
UUUMゴルフのなみきちゃんのデビュー動画はマナーやルールも紹介しながらなので、とても参考になると思います。
初めてのゴルフ:コースデビュー当日の流れ
さてコースデビュー当日です。
ゴルフ場に着いたら、まず入口でゴルフバッグを預けましょう。
スタッフ(キャディーさん)がゴルフバッグをカートまで運んでくれます。
服装
…と、その前に当日の服装です。
普通のゴルフ場の場合でしたら、ゴルフをする格好(襟付きシャツ+長ズボン)であればOKです。
筆者の場合は、だいたいその格好に上着(ダウンやウインドブレーカー)を羽織って行きます。
クラブハウスではジャケットを着ないといけないと思っている方がいらっしゃるかもしれません。
私も実はそうでした笑
安心してください。
一部の格式高いゴルフ場以外の一般的なゴルフ場ではジャケットは不要です。
普通は初心者がデビューするコースに一流ゴルフ場は選ばないと思いますので、ほとんどの方はジャケット不要です。
心配な場合は誘ってくれた先輩に恥を忍んで聞いてみましょう。
また、普通のゴルフ場にはロッカールームに大浴場があります。
ラウンド後に入浴して汗を流すことができますので、着替えを持参したほうがいいですよ。
受付
建物に入ったら、まず受付に行きます。
受付で予約してくれた人の名前を聞かれるので答えましょう。
また、用紙に氏名や住所を書くように言われるので記入します。
これらが終わるとロッカーの鍵を渡されます。
スコアカードも兼ねていますし、ゴルフ場内のレストランの支払いなどもこれで行うので、大事に持つようにしましょう。
ロッカー
受付で鍵をもらったら、ロッカーに荷物を預けて着替えましょう。
靴もゴルフシューズに履き替えるのを忘れずに。
ウォーミングアップ
着替えができたら同行者と建物を出てコースの方へ向かいましょう。
まずは体操やストレッチ、素振りなどで軽く体をほぐします。
時間に余裕がある場合は練習場で何球か打つのもよいです。
あまり打ちすぎると疲れるのでほどほどにしましょう。
そして必ずやってほしいのは練習グリーンでのパター練習です。
初心者はおそらくほとんどパターをしたことがないと思います。
本物のグリーンで、どれくらいの力加減でどれくらい転がるかを確かめましょう。
いざコースへ
スタート時間の少し前には同行者とカートに乗り込み、スタートホールに行きましょう。
いざラウンドの始まりです!
初めてのゴルフで最低限知っておきたいルール
いざラウンド!の前に、最低限知っておきたいルールを紹介します。
スポーツってものはルールを知らないと楽しめないですからね。
ゴルフのスコアのつけ方
ゴルフはスコア(成績)を自分で記録するスポーツです。
1ホールごとに、カップに入れるまでに打った数を記録しましょう。
初めのうちは打数が多くなって覚えられないということもあります。
おすすめはグリーンに乗るまで(パターを打つまで)の打数をまず覚えて、ホールアウト(カップにボールを入れる)したときにパターの数を足すことです。
スコアの記録は受付でもらうスコアカードにします。
記録用の鉛筆は建物からコースへの出入口周辺かカートに置いてあります。
当たり前ですが、スコア(打数)が少ないほど成績が良いということになります。
コースごとに設定打数が置かれていて、その打数でカップインまでするとパーになります。
ほとんどのゴルフ場では、全部のホールがパーでスコアは72です。
よく100を切ったとか切らないとか言っているのは、このスコアのことです。
初めてのコースデビューで100を切るのはなかなか難しいと思います。
まずはダブルパー(144打)を超えないように頑張ってみましょう。
ちなみに筆者は151でした笑
ゴルファー100人にデビュー当時のスコアを尋ねた2015年の調査によると、
- 平均は130台
- 3分の2の人は120~150に収まる
- ほとんどが110~160の間
って感じですね。
個人的には、こういうメディアのアンケートに答える人はゴルフ好きの人が多いような気がするので、そうじゃない人も含めた実際のところはこの結果+10打くらいな気もします。
引用元:ゴルフの学校
打つ順番
実はゴルフには打つ順番があります。
前のホールで打数が少なかった人(=スコアが良かった人)から打ちます。
前のホールの打数が同じ場合は、さらにその前のホールの打数を比較します。
それでは最初のホールはどうするのでしょうか?
最初のホールのスタート場所の横には、シルバーのくじが入っています。
スタート前に参加者でそれを引いて順番を決めるのです。
OBや池ポチャは?
林の中に打ち込んだり、池にボールが入ったり、プレーが続行不可能になったら、ペナルティを受けたうえでプレーができる場所から再開します。
そのゴルフ場特有のローカルルールもあったり、仲間内のゴルフでは後ろの組に迷惑をかけないように進行を優先することも多々あるので、そのまま打てそうにないときは同行している先輩ゴルファーに聞きましょう。
グリーンに乗ったら
グリーンにボールが乗ったら、ボールがある場所にマーカーを置いてボールを取り上げてもよいです。
マーカーはゴルフ場に置いてあるので持っていない人はスタート前に取っておきましょう。
初めてのゴルフで最低限知っておきたいマナー
ゴルフは紳士のスポーツと聞いたことありませんか?
実はいろいろマナーがあるのですが、デビュー戦では最低限以下のことは意識していきましょう。
あとの細かいことはその場で先輩ゴルファーに教えてもらってください。
てきぱき行動
ゴルフで一番迷惑なのはだらだらプレーして後ろの組に迷惑をかけることです。
前の組が進まないと後ろの組も進行できません。
自分たちがだらだらプレーすると、後ろの組にもそのまた後ろの組にも迷惑をかけていきます。
初プレーで後ろの組も気にしながらというのは難しく、そこらへんは先輩ゴルファーがタイムキーパーをしてくれると思いますが、テキパキ行動することを意識するのは初心者でもできるので意識しましょう。
林に打ち込んだ時は手分けしてボールを探したり、自分のボールを探すときには使いそうなクラブを2,3本くらい持って行ってすぐ打てるようにしておくなど、初プレーでもできることはやっていきましょう。
邪魔をしない
当然ですが他の人が打つ時は邪魔をしないようにしましょう。
仲間内のプレーですから、打つ前や打った後に茶化すのは全然かまわないし、それも楽しみ方の一つです。
しかしボールをセットして構えに入ったら邪魔しないようにしましょう。
危ないことをしない
ここでの危ないこととは、ボールが人に当たることです。
これから打つ方向に人がいるときは移動するまで待ったり、声をかけて注意を促しましょう。
自分も、人が打つ方向に入らないようにしましょう。
初めてのゴルフのその前に:まとめ
初めてゴルフに誘われて、コースデビュー・ラウンドデビューは緊張するかもしれません。
準備をして、マナーやルールを守れば楽しくプレーできます。
いっしょにプレーする人の意外な性格も垣間見れたりするので、誘われたら食わず嫌いではなく、ぜひ一度はプレーしてみてください。
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