以前書いた記事を読んだ方は知っているかと思いますが、筆者は転勤族でして、地方に赴任したりしてきました。
幸いにも地方に赴任した際に婚活をして彼女をゲットし、それがいまの嫁となっているわけですが、その過程では遠距離恋愛という壁がありました。


西野カナみたく「会いたくて会えない」時期を過ごしただけでなく、寂しくて不安になっている彼女の心のケアに奮闘する日々や、会社のイベントを優先して愛想をつかされる瞬間なんかを過ごしてきました。
そんな雌伏のときを過ごしつつも何とか無事結婚してからしばらくたち、この遠距離恋愛を乗り越えた経験を記しておこうと思い立ちました。
恋愛というか人間関係は十人十色なので、この記事すべてがみなさんの役に立つとは思いません。
しかし同じく遠距離恋愛という壁の前に立ちすくむ一人でも多くの人にとって、少しでも役に立つ記事になってほしいという思いで書きましたので、ぜひ読んでみてください。
忙しい社会人が遠距離恋愛を長続きさせるには無理しないことが大事
学生時代とは違い、社会人になると忙しいです。
正確には忙しいというか、自分だけの都合では休みの予定を決められなくなることが増えます。
付き合い始めでも会う頻度は無理しない
付き合い始めの場合だと、もう毎日でも会いたいと思う人もいるかもしれませんが、あまり飛ばしすぎると息切れすることが多いです。
最初は1週間に1回会いに来てくれてた人が、そのうち月に2回になり、いつのまにか月に1回しか来なくなったらどう思いますか?
「ちょっと熱が冷めたのかな」と思いませんか?
それくらいならまだいいですが、「他に好きな人でもできたのかな」「浮気でもしてるのかな」なんて思われたら心外です。
仕事が立て込んだり、友人の結婚式が立て続けに入ったり、週末に外せない飲み会が入ったり、どうせ彼女や彼氏と会うための時間がとれなくなるときがきます。
無理しない頻度で会うようにしましょう。
遠距離恋愛には交通費などお金もかかる
新幹線代や飛行機代、それから宿泊するホテル代など、遠距離恋愛を続けていくにはお金がたくさんかかります。
あまり会う頻度が多くなると財布がすっからかんになります。
私の経験上、お金がなくなると心の余裕がなくなります。これは間違いありません。
そして、心の余裕がなくなると、会話や態度にそれが表れるのか、関係がギクシャクすることが多かったです。
自分のお財布と相談しながら会う頻度は決めましょう。
ちなみに飛行機の場合は比較予約サイトで最安値を検索したり、ポイントサイトを経由してポイントを貯めたり、やりようによってはかなりお得にチケットを買うことができます。
遠距離恋愛中のコミュニケーションは電話だけではない
一昔前は「LOVE定額」なんて料金プランがあったくらい、電話代は馬鹿にならないものだったかもしれませんが、LINEの普及で通話のコストは圧倒的に下がりました。
…ていうかボーダフォンのこのCMは2005年なんですね。ぷぎゃぁ
というわけで、多くのカップルはLINEを使って通話料金を気にせずにコミュニケーションをとれるようになったわけですが、恋人間のコミュニケーションはLINE通話だけではありません。
LINE通話だけでなくテレビ電話も活用しよう
けっこうな人が使っていると思いますが、テレビ電話も活用しましょう。
非言語コミュニケーションとよく言いますが、声だけでなく表情を見ながら会話することで、得られる情報は多くなります。
私の嫁も初めは照れ臭がってテレビ電話を嫌がっていましたが、いつの間にかテレビ電話にしないと逆に私を怪しむようになりました。
手紙を書くのも意外と好評
便利な時代になりましたが、「手紙」という古典的な手法も有効です。
いや、むしろLINEやなんだで簡単に距離の壁を越えてコミュニケーションをとれるようになったからこそ、「手紙」というアナログな手法の価値が高まっているのではないでしょうか。
何とも思っていない人には手紙なんて書かないわけですから、便箋を買ってきて手紙を書くという行為そのもので、相手を思いやっているということを示していると思います。
私も最初期のデートで手紙を渡したら、嫁がえらく感動し、それ以来デートの度にお互いに手紙を交換し合うようになりました。
嫁は私にしばらく会えなくて寂しいときなんかに手紙を読んだりしていたようですし、次に渡す便箋やカードを選びに買い物に行くのも楽しみにしていたようです。
デート中の写真や動画もコミュニケーションの一つ
実はデート中に撮った写真や動画もコミュニケーションの一つになり得ます。
私の嫁はデート中によく動画を撮っていました。
寂しくなったときに見る目的で、デート中の楽しい雰囲気の動画や、カメラに向かって励ましの言葉をかけている動画をよくリクエストされたものです笑
デート中に撮った楽しそうな写真や動画を見返すことで、離れて過ごしている時でもあたかも一緒に時間を共有しているような気持ちになれます。
いわばコミュニケーションのストックです。
会ったときに情報をストックしておいて、会えないときにそのストックから少しずつ思い出を引き出していくようなイメージですね。
遠距離恋愛中の相手に渡すおすすめのプレゼント
今まで書いてきた
- 会う頻度
- お金の話
- LINE通話やテレビ通話
- 手紙
- 写真や動画
といった話も、結局のところ大事なのは「相手を思いやっているか」「自分よがりではないか」ということです。
プレゼントも定番や高級ブランドも良いですが、そればかりではなく「相手を思いやった」プレゼントをするのがおすすめです。
相手を思いやったプレゼントとは相手が喜ぶ顔を想像して選ぶものなので、なかなかオススメや参考事例をあてにするものではないのですが、先人がどういったものをプレゼントして喜ばしてきたかということを知るのも重要です。
というわけで筆者がプレゼントしてみてウケが良かったものを2つピックアップしてみました。
遠距離恋愛でのおすすめプレゼント①:ディズニーのペアチケット
今度のデートで一緒に行こうと言いながらディズニーシーのチケットを渡したら喜んでいました。
最近流行りの「コト消費」ってやつですね。
チケットはディズニーに限る必要はなく、会話の中で「行ってみたいなぁ」と言っていたイベントを覚えておいて、さらりとプレゼントするとスマートです。
イベントだけでなく、レストランの予約とかでも喜んでもらえますね。
遠距離恋愛でのおすすめプレゼント②:ぬいぐるみ
意外と高評価だったのはぬいぐるみです。
あまりぬいぐるみとか好きなタイプの子ではなく、あげたときのリアクションもそれほどだったのですが、じわじわと評価を上げていきました。
電話ができなかった日や、会えないときが続いた時期に、ぬいぐるみを筆者の分身に見立てて寂しさを乗り越えたと言っていました。
付き合い始めのほとぼりが少し冷めてきたあたりのタイミングで渡してみるといいかもしれませんね。
遠距離恋愛に限らず一番大事なのは相手を思いやること
遠距離恋愛は頻繁に会うことができず、信頼関係を積み上げていったり修復したりすることが難しいからこそ、「相手を思いやる」気持ちで常にコミュニケーションをとることが重要です。
自分の性欲に負けてデートの度にセッ〇スを求めているのではダメなんです。
もちろん相手もそれを望んでいればOKだと思いますが、それをお互い認識できていますか?
それが分かる信頼関係を作るための基本動作として、遠距離恋愛のときは「相手はどう思うか」「これは自分のワガママではないか」ということを普通の恋愛より意識してコミュニケーションをとりましょう。
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