【映画レビュー】6才のボクが、大人になるまで。

レビュー
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さて今日は映画のレビューです。

初めての試みですが、月1くらいで今後も紹介していければと思います。

 

というわけで、今日紹介するのはこちら。(ドドン)

『6才のボクが、大人になるまで』

公開:2014年(アメリカ)
監督:リチャード・リンクレイター
脚本:リチャード・リンクレイター

 

 

予告編の映像はこちらをご覧ください。

 

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『6才のボクが、大人になるまで』の超簡単なあらすじ

タイトルから察せられるように、主人公の男の子が6才から18才になるまでの人生を描いた作品です。

ちなみに英語の原題は “Boyhood” つまり “少年時代” です。

 

両親の離婚と再婚、新しい家族や転居先での生活、反抗期や思春期、初恋と失恋。

こういったものを経て、最終的に主人公が大学に進学するために親元を離れるまでの12年間が描かれています。

 

6才から18才というと、小学校・中学校・高校と多感な学生生活真っ盛りですが、この映画では学校生活よりも家族との関係が中心に描かれています。

 

内向的な息子を心配し、自立させるために苦心する母親。

離婚したものの、やっぱり唯一無二の存在で、悩める息子にエールを送り続ける父親。

見方を変えると、この映画は少年が成長する作品でもありますが、その親たちの苦悩と成長の作品でもあるのかなと感じます。

 

ちなみにこの映画の製作には、作品内の時間と同じ12年間が費やされています。

つまり製作開始は2002年。

何年かに一度、役者さんが集まって撮影をするという形で製作されたようです。

 

作品のなかでは、アップルコンピュータ―やiPod, iPhoneの登場、主人公が遊ぶゲーム機の変遷、facebookの登場と飽きられ方、スター・ウォーズシリーズについての親子の会話なんかから、実際の時間の流れを感じることができます。

 

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『6才のボクが、大人になるまで』で伝えたかったこととは

この映画で伝えたかったメッセージを読み解くのに、印象的なシーンが2つありました。

 

1つ目は、主人公(メイソンJr)が彼女にフラれたことをお父さんに相談したときに、お父さんが息子を勇気づけるシーンです。

恋愛ってのはすべてタイミングなんだ。ママと俺を見てみろ。今の俺はフヌケさ。ママの理想の男だ。」

注:メイソンJrの父は歌手を目指してプータロー生活をしていたが、メイソンJrが6歳のときに愛想をつかされて離婚。しばらくのちに夢をあきらめて保険会社に就職し、別の女性と再婚している。

 

このあとお父さんがひとしきり話したのちに、息子が「この会話の要点は?」と聞き返します。

そこでのお父さんの

要点なんか知るかよ

「誰にも分からない。勢いだけでしゃべっている」

というセリフが秀逸です。

 

 

2つ目がラストシーンです。主人公が大学へ進学し、寮のルームメイトたちとハイキングへ行き、夕日を眺めながら語るシーンです。

 

「どうしてみんな一瞬を見逃すなって言うのかしら。私は逆に捉えちゃう。一瞬が私たちを逃さないって。」

という女の子の発言に対し、主人公が

「そうだよね。時間は常に流れてる。一瞬てのは常に今ある時間のことじゃないかな」

と返します。

 

 

「恋愛なんてタイミングだよ」(恋愛を人生と読み替えても良いかもしれません)なんて、さもそれっぽいことを宣いながら、結局「誰にも分からないよ」と落とす。

そしてラストの「一瞬とは常に今の時間」という件。

 

「人生とは」なんてとやかく語るよりも、一瞬一瞬を大切に生きる。

その積み重ねが人生を作っていくのだと感じました。

 

これはまさにこの映画の製作そのものです。

12年という月日の一瞬一瞬をカメラで切り取り、それらを振り返って並べたときに作品が出来上がる。

製作している最中は、もちろん脚本や構想はあったでしょうが、どういう作品になるかなんて分からなかったと思います。

一瞬一瞬のカットの積み重ねが素晴らしい作品を生み出したのではないでしょうか。

 

 

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